どうも、妻です。
私の唯一の趣味は読書でして、子どもの頃から筋金入りの運動嫌い&インドア派だったので、ごくごく自然に本好きになりました。
そして子どもの頃から忘れっぽいので、読んだはしから内容を忘れていきます…。
最近とみにひどくなってきたので、これはやばいと備忘録をつけることにしました。
あと忙しいとついつい漫画やコミックエッセイばっかりになっちゃうんですよね。
まあ読書は勉強ではなくエンターテインメント!と思っているので、自分的には全く問題ないです。
『かなわない』 植本一子 著 タバブックス
ラッパーのECDさんの奥さんで、フォトグラファーの植本一子さんのブログ、「働けECD」他を書籍化した本です。
基本は日記形式。
子育ての悩み、仕事のこと、友達のこと、母のこと、結婚後にできた好きな人のこと、等々書かれていて、ブログの頃からちらちら読んでいました。
更新が空いたりして何となく読まなくなってから、ECDさんが亡くなったと知り、あわてて予約したのです。
なので半分くらいは読んだ内容でした。
で、面白かったのですが、んー、んー。
感想としては、「なんとなくもやっとする」ですかねー。
「辛かった」話が出るとすると、どうしてそうなったか前後があんまりちゃんと説明されていない部分があるんです。
母や好きな人の話なんかは想い出部分しか語られないことも多く、全体状況が良くわからないのです。
だから、泣きながら相談したらこういうことを言われた、救われた、みたいな文章があっても、あんまり入ってこないというか…。
一場面だけ見て、「うんうんよかったね」みたいな。
それについて自分で考えようと思っても、判断材料が少なくてただ傍観してる気がしちゃう。
日記だから別に結論とかなくていいんですが、ちょっとまとまりのないまま終わってしまったように思いました。
でもその混沌とした様子がこの本の魅力でもあるので、難しいところです。
それにしても続きが気になって、一気に読みました。
そしてその後の「家族最後の日」「降伏の記録」も読む予定。なんにせよ気になる人なのです。
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