【DIY】天井まで届く大容量の本棚を自作したよ【②設計と材料の巻】

DIY

どうも、妻です。

本棚製作日記、書いてみます。

参考にしたのは、前回紹介したこの本です

《清く正しい本棚の作り方》

①設計

まずは設計。

《設計図写真》

これは結構簡単でした。なぜならひな形が本に載っているから。

天井までの高さも、日本の木造家屋を想定しているので、うちとぴったりです。

「鴨居までの高さが…」みたいに書いてあるのがうれしい。はい、鴨居だらけですよ~(笑)

ひな形のできあがりサイズは以下の通りです。

★奥行210ミリ・高さ2270ミリ・横幅642ミリ(板の厚さ21ミリ)

棚は8段とれます。

さらに収納する本のサイズに合わせて各棚板の高さを変えて、A~Cの3タイプが紹介されています。

私は大型雑誌も入るCタイプを、さらに多少棚板の高さを調節して作ることにしました。

 

唯一迷ったのは、奥行です。

この本では、本棚の奥行について、何度も力説しています。

そのくらい奥行きは大事ということで、私も常々実感していることです。

奥行きが深すぎると、本がものすごく見づらいんです。かといって前に合わせると、後ろの空間にホコリがたまって本が傷みます。

さらに、ついつい本の前にものを並べたり、2重に並べちゃったりして取り出しにくくなる!最終的に忘れる!

ので、この本では奥行210ミリ(最大でも220ミリ)が推奨されています。

でも…。わたしはどうしても大型の雑誌を入れたかったので、迷いに迷って奥行250ミリにしました

ちなみに、この本には薄型タイプのひな形も紹介されていました。

☆奥行145ミリ、横幅642ミリ
10段(コミック)・9段(A5単行本)・14段(CD)用
出来上がりの高さはそれぞれ、2275・2337・2315ミリ

単行本用は220~500冊入るはずだそうです。あこがれるなあ。

 

②材料調達

これが大変でした!この本棚作る中で、一番大変だったところだったかもしれません…。

本では、「1820ミリ×910ミリ、厚さ21ミリのシナランバーコア合板から、必要な大きさを切り出してもらう」のが推奨されています。
そうすれば合板2枚と、背板用のベニヤ板で材料はOKです。

しかし、この大きさの「シナランバーコア合板」がけっこう手に入らないんです。

切り出してもらうことを考えて、ネットではなくホームセンターで探したんですが、3軒まわっても見つかりませんでした。

「ラワン合板」ならけっこうあるんですけどね。

ラワンは、木材を食べてしまうという「キクイムシ」が好むという話もネットで見かけたので、ちょっと不安でした。耐久性にも不安が残りました。

合板だからいいかな…とも思ったのですが、いろいろ調べて、最終的に「パイン集成材」を使うことにしました。

本にものってたし、カット済みのものが種類豊富にあったからです。

材料買ってホームセンターでカットしてもらうまで、1日で済むと思ってたんですが、材料探しと検討で3日くらいかかりました。

そして改めて旦那さんと休みをあわせてホームセンターへ…。

これから作る方は、事前に在庫があるかホームセンターに確認してから買いに行くことをお勧めします!

ネットで買う場合は、カットサービスをしてるしてくれるところで注文するのがおすすめです。

ちょっとだけやってみましたが、「自力で(のこぎりで)まっすぐ木を切る」って、かなり難しいです。切り口が曲がると、全体のゆがみにつながります。

最終的に買ったものは以下のようになりました。

カット済み パイン集成材(ラジアタ)

・【下の棚 側板用】 18ミリ厚 250×1820ミリ 2枚 2,280円×2

・【上の棚 側板用】 18ミリ厚 300×910ミリ 1枚 1,180円(ちょうどいいのがなかったので、大きいのを2枚分にカットしてもらいました→カット3回 30円×3)

・【棚板用】 18ミリ厚 250×600ミリ 10枚 898円×10

ベニヤ板

・【背板用】 498円(大きさ失念、縦1820ミリのものを下の棚のできあがりサイズに合わせてカットしてもらいました→カット1回 30円×1)

SPF材

・【はかま用】 19×63×910ミリ 298円 →カット1回 30円×1

その他

・【木ねじ】 径4.2ミリ×長さ75ミリ 400本入り 398円

・【木工用ボンド】 500g 498円

・【紙やすり】 48円×4 (中目の#240と#120を各2枚)

・【ブルーシート】 448円

・【上下連結用 隅金】 428円

・【設置・固定用 金折】 188円

・【配送料】1,000円

合計

プラス消費税で、20,000円くらいですね。

(合計18,788円、税込み20,667円)

 

板の厚さは本当は21ミリがいいんですが、材料がそろわずに18ミリにしました。

はかまはなくてもいいかなと思っていたので、パイン材にこだわらずちょうどよさそうな大きさの木材を探しました。

上の棚用の背板は買うのをすっかり忘れていたんですが(笑)、ベニヤ板の残りを切って、2枚はりつけました。

本当は強度的に1枚板のほうがいいそうですが、面積が少ないのでいいかなと。根拠はないです…。

ボンドはこんなに大きいのはいらなかったな。色を塗る場合は、もう少しお金がかかりますね。

本棚1つに20,000円…。本棚としては高いけれど、ばか高くはないような気がするし、好みのサイズにできるし…。微妙なところです。

家に配送してもらい、次回、いよいよ組み立てですー!

コメント

タイトルとURLをコピーしました